こんにちは。今日はデリカ(お寿司部門)のパート社員の仕事内容をご紹介致します。

デリカとは

「イオン」や「フレンドマート」などの店舗に行くと「太巻き」や「ひじきの煮物」「コロッケ」などを販売しているコーナーがあると思います。あれのことを「デリカ」と言います。

「デリカ」には他にも「フルーツ部門」「鮮魚部門」がありますが、今回は「お寿司・惣菜部門」のパートの内容をご紹介致します。

雇用形態

仕事の内容は、同じ職種でも雇用形態によって変わります。今回の詳しい雇用形態は下記の通りです。

雇用形態:パート社員

労働日数:週3~4日シフト制

労働時間:15:00~18:00

仕事内容(仕事のながれ)

まず、職場に到着したら服を着替えて靴を履き替えます。

髪が長い人はくくってまとめるように言われます。

↓こんな感じの制服を着ます。

職場のキッチンに入ったら、手をよく洗って手袋をします。

手はかなりキレイに洗うよう指導され、最初に入ったときは「洗い方」を教わります。

液体石鹸で爪の間までブラシでしっかり洗った後、消毒液をつけて、その上から手袋をします。

その後、お寿司の製造をはじめます。

「今日はAとBをこれだけ作りましょう」というのが一応決まってます。

でも、お惣菜の売り上げは日によって変わるので、調節されます。

午後からのパートの場合だと、午前から入っている人が「今日はAをこれだけつくるよ」というかんじで引き継いでくれます。

あとはひたすら決められた商品を作っていきます。

太巻きの製造

お寿司には2種類あり「太巻き」と「にぎり」という種類に別れています。

太巻きは「海鮮巻き」「錦糸巻き」「サラダ巻き」など、たくさんの種類があります。

しかしこれらの具材をいちいちデリカで製造しているわけではありません。

デリカでは時短のため、最初からそれぞれのお寿司に対応する具材が入った「芯」というものを冷凍で発注してあります

 

その「芯」を巻いて太巻きを作ります。

太巻きを作る時は、海苔に均等になるようにご飯を広げます。

巻く時は、あまり力を入れて押さえすぎず、ご飯にふんわり空気が入るように巻きます。

にぎりの製造

「にぎり」にもたくさんの種類があります。

スーパーに行くと大小様々な器にそれぞれ違うネタの組み合わせで、お寿司が販売されていると思います。

あの多種多様な「にぎり」をデリカ内のメニュー表をみて作成していきます。

販売されているそれぞれの にぎり寿司には「名前」がついています。

商品に張り付けてあるバーコードのシールを見て頂くと、上の方に小さく和風の名前が印字されていると思います。

「シャリ」は「シャリ機」という専用機が自動的に作ってくれます。

シャリ機のシャリが無くなると、おかしな形のシャリが出てくるので、ご飯を補充します。

シャリにメニュー通りのネタを乗せて、器に盛り、バーコードを貼って店頭に並べれば一仕事完了です。

その他のデリカの仕事

デリカでは夕方頃になると「半額」などの値引きシールを貼ります。

また、お寿司コーナーの温度管理、太巻きの芯の入った冷蔵庫の温度管理もやります。※温度管理といっても、温度計を見て、表示温度が適正値か確認して記録するだけです。

長いこと務めると、社員食堂の掃除当番やロッカールームの掃除当番も回ってきます。

それから、これは「仕事」ではありませんが、一年に一回「検尿」「検便」の検診があります。これは健康状態の良くない人が食品に触って、お客様の健康を害するのを防ぐためです。

また、こちらも「仕事」ではありませんが「同和問題」や「人権教育」というのを実施するところもあります。※ビデオを見て店長の話を聞くだけです。

制服や靴は自分で持って帰って洗っていました。

あとはお寿司製造後のシャリ機の片付け、まな板や包丁を洗うのも仕事です。

その他「こどもの日」や「ひな祭り」「正月」「地域の祭りの日」など、特別な祝祭日は「特別メニュー」というのを作らなくてはいけません。

お祭りの日に見慣れない寿司が販売されていることがあると思いますが、ああいう普段は販売していないお寿司を作ります。

あとは年に一回(だったと思います)外部の人が「監査(衛生検査)」に来るので、そういう日は普段掃除しないところを掃除したりします。

***** 余談 *****

プラスチックの器は「熱ホチキス」(正式名称かは不明)といわれるもので蓋をしてました。先端の部分が熱くなり、プラスチック容器を溶かして溶接します。

 

デリカで大変だったこと

最初に入ったとき、大変だと感じたのは「覚えるメニューの多さ」です。

「ホット」と言われる「コロッケ」や「揚げ物」を任される人は、こちらのメニューも覚える必要があります。

両方任されると途方もない量のメニューを短期間で覚えなくてはいけません。

参考までに「お寿司の製造」で覚えなくてはならなかったことを箇条書きにします。

・「太巻き」の種類
・「太巻き」の器
・「太巻き」の巻き方
・「にぎり」の種類
・「ネタ」の切り方(簡単)
・「にぎり」の種類に合わせた器
・「にぎり」の器の種類に合わせた蓋
・「シャリ機」の扱い方(簡単)
・それぞれのメニューの番号
(メニュー表を見て打ってもOK)
ざっとあげるとこんな感じです。はじめは頭がパンクしそうになりました。
でも三か月もあれば仕事をしながら自然に覚えられます。
他に難しかったのは「錦糸巻き」と呼ばれる「卵をシート状」に焼き上げたものを「海苔代わり」に巻く太巻きです。
卵を破るという失敗はしなかったですが、作るのにかなり気をつかうお寿司でした。(頻繁には作りません)
それから変動の激しいシフト制だったのも、やや辛かったです。
誰かが駄目になると急に「入って」と言われます。さらに正月もゴールデンウイークも関係ありません。
他には「特別な祝祭日」の時の忙しさと、作業人数の多さが苦手でした。
狭いキッチンに10人以上がすし詰めになり、忙しいので 皆カリカリしてました。
参考見取り図

職場の男女比・年齢層

9割がた女性です。男性は一人でした。

年齢層は女性は20代~50代 男性は30代くらいでした。

デリカで良かったこと

これは「デリカ」に限りませんが、あらかた仕事とメニューを覚えると、あとはルーチンワークなので勝手に手が動くようになり、慣れた後はかなり楽に感じました。
他には 自分でお寿司を作れるようになり、プライベートで人にプレゼントできた時は嬉しかったです。
ここからは店によって違うかもしれませんが、ここで長年勤め調理師系の資格をとって正社員になる人もいます。
頑張ればパートリーダー(正社員)となり発注なども任せてもらえるようになります。

メモ

デリカは覚えることが多いので、はじめのうちは「メモ」が必要です。

ただ、デリカでは頻繁にエプロンが水に濡れるので せっかくメモした紙がずぶ濡れになり 文字が滲んで内容がわからなくなることが多々ありました。

はじめてチャレンジする人は メモ用紙を濡らさない対策をすると楽だと思います。(私の場合は濡れるのは諦めて、何度もメモ帳を交換しました)

また、膨大な量のお寿司のメニューを覚えるのは メニュー表を見るよりも自分でお寿司の並びを「絵的」にメモした方が覚えやすいと思います。

文字を絵に変換するかんじで。↓

面接内容

面接には対面での質問+簡単な筆記テストと計算問題がありました。

本当に簡単なテストです。

例えば「漢字の読みを答えよ」→「遵守」→「じゅんしゅ」というような問題です。

計算問題も簡単でした。四則演算で三桁~四桁の数字の計算があっただけです。

テストは一人で個室で受けたので監視はありませんでした。

さらに このテストは採用には関係ない形ばかりのもの……ということでした。

面接での質問も シフトの希望を聞かれただけだったと思います。

 

これはデリカという仕事のほんの一部ですが、誰かの参考になれば幸いです。

ここまでお読み頂きありがとうごさいました。

おすすめの記事