こんにちは。今回は「高齢者向け弁当のルート配送」(パート)の仕事内容をご紹介致します。

「高齢者向け弁当のルート配送」とは、高齢で一人暮らしの方や、料理を作るのが大変な方向けにお弁当(夕食)を作って届ける仕事です。

雇用形態

雇用形態:パート

労働日数:週3日~4日(シフト制)

労働時間:2~3時間

上記の条件で雇用された際の仕事内容のご紹介です。

仕事内容

まずはじめに、先輩社員の車に同乗して「配達ルート」を教えてもらいます。(この間は試用期間で時給がやや低いです)

制服イメージ↓(赤いエプロンをつけるだけでした)

私の勤めていたところは20件前後を2時間で配達していました。

この20件はどれもバラバラで遠いところに点在していて「市、町」をまたいでいました。

ルートを覚えたら平常の時給になり、一人で配達を任されます。

出勤したら「今日配達する人」のリストを確認します。

試用期間では、たまにしか配達しない家も含めた「すべての家」を通るルートを教えてもらいますが、お弁当はお客様によって届ける日数が違うので、毎日 教えてもらった全件ルートを通るわけではありません。(でもだいたいは同じお客様です)

また、新規顧客の注文が入ると、その顧客の家を通るルートを自分で考えて配達していきます。

 

リストを確認したらお弁当を車に積み込んで出発します。

出発前は必ずガソリンの残量を確認します。もし、残り少なければ店長に報告してガソリンスタンドのカードをもらい、近くのスタンドで給油してから出発します。

夏はお弁当が腐らないように保冷剤と発砲スチロールの箱も持っていきます。

あとは各家に届けていくのですが、届ける際にお年寄りの「見守り」も兼ねているので、ご家族が「見守り」を依頼された家では、中まで上がり込んで「安否確認」をしてから次へ行きます。

(眠っているお年寄りの寝息を確認するのが当たり前でした)

なかには この仕事をはじめて やめるまで一度も出会えないお客様もおられました。(外出されているか、最初から「置いて帰ってほしい」人かのどちらかです)

そういう家は 外に発砲スチロールの箱が置いてあり、お弁当は保冷剤と一緒にその箱の中に置いていきます。

お弁当を届ける時は、前回届けた お弁当の空容器を各家で回収してまわります。

全件配送と回収を完了したら、店に戻って空容器を洗浄して業務終了です。洗浄の時は、お弁当の容器に残っている残飯を捨てて、軽くスポンジでこすり洗いして業務用食洗器に入れます。

仕事上のトラブル

この仕事で経験したいくつかのトラブルを、この仕事にチャレンジしたい人向けに書かせて頂きます。こんなこともあるんだ……という参考にして頂ければ幸いです。

 

・配送途中で車がショート

その日は酷暑で、社用車はかなり古い車だったので、何件目かのお客様の家にお弁当を届けた直後、全く動かなくなりました。

幸い道路上ではなく、お客様の家の敷地内だったので、同僚が助けに来てくれるまでそこで待たせてもらいましたが、(お客様はこのことは全く知りません)

クーラーも何もないない炎天下で 車の中にお弁当を放置して待ち続けるのは心臓に悪かったです。(あとで配送する人のお弁当が腐ってたらどうしようかと思いました。)

待っている間の酷暑もきつかったです。

 

・認知症の女性とのやりとり

ある日 いつもの人にお弁当を届けると、お客様(高齢女性)に「私は弁当なんか頼んでない」と言われ、とても困惑しました。

配送リストには このお客様の名前が載っていたので、間違えたわけではありません。

困って店長に電話すると「認知症の症状だ」ということで、次回からその方はストップになりました。(その後 ご家族に連絡しています)

 

・急ブレーキでお弁当をひっくりかえす

私の不注意ですが、赤信号を見逃したことに気づいて急ブレーキを踏んだら、お弁当が車の中で大きく動いて座席から落ちてしまい、中がめちゃくちゃになってしまいました。

こうなったらもう直せません。この一回分のお弁当の料金を無料にして、謝罪してこのまま届けることになりました。弁当配送の仕事の中で絶対やってはいけない失敗です。

仕事上のよかったこと

かなり個人的な感想になりますが、この仕事ではキレイな夕日を見られるのが好きでした。

私は今まで調理系のパートをしていたので、どんなにいい天気でも調理場に入らなくてはならず、けっこう残念に感じていました。

外の仕事は解放感があってよかったです。

それから、これは女性特有の話になってしまいますが、配達というのは基本的に一人でやる仕事なので、メイクが崩れた……ということを気にしなくていいのが気楽でした。

車の中に一人だと、メイク直しも気兼ねなくできます。

他には、お弁当を配達した先のお客様が お菓子をくださることもありました。

あとは、この仕事をしていると「抜け道」に詳しくなります。

「ここを通ったらここに出るんだ」ということがわかってくると、見つけておいた「抜け道」を使って プライベートの外出の時に渋滞を避けることができました。

職場の男女比・年齢層

9割がた女性です。年齢は20代~40代でした。

面接内容

対面でいくつか質問されるだけの面接でした。

印象に残っている質問は「配達の経験は?」「シフト制で大丈夫?」ということくらいです……。

「ルート以外にも配達がある」と面接で説明され、不安になり「私 地図読めませんけど……」というと「大丈夫 そのうち慣れるから」とアッサリ合格でした。

地図が読めないのに合格というのは よほど人手不足だったんだと思います。(その後 携帯のナビで配達をしたので 結局 紙の地図には慣れませんでした)

 

 

以上 お弁当のルート配送(パート社員)のご紹介でした。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

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