こんにちは。今回はライン作業の仕事をご紹介致します。

ライン作業とは

ベルトコンベアを使って流れ作業をする仕事のことが 概ね「ライン作業」と呼ばれています。

一口に「ライン作業」といっても、様々な種類のものがあります。

例**************

車の部品製造ライン

コンビニ弁当の製造ライン

化粧品の製造ライン 等々

***************

今回はその中で、チョコレートの包装のライン作業の内容をご紹介致します。

雇用形態

雇用形態:パート社員

労働時間:①8:00~13:00 ②13:00~17:30

労働日数:週休二日制

上記条件で雇用された場合の仕事内容です。

仕事内容

出勤したら制服に着替えます。

この職場はとても衛生面に厳しく、特に「髪の毛」に注意を払っていました。

これはチョコレートの包装の中に従業員の髪が入っていた……という苦情がたまにあるからです。

この苦情をなくすため、制服に着替えたあと、コロコロ(下記画像)を全身にかけてラインの作業場に入ります。

(食品を扱うため、手を石鹸で洗い消毒して手袋をつけていました)

その後はひたすらチョコレートを箱の中に入れいていきます。

作業は立ちっぱなしで、ずっとやってると最初の1か月くらいは足がパンパンになります。

でも「もうダメだ……立っていられない」というところまで頑張ると、不思議とそれ以降 足が強くなって耐えられるようになりました。(個人的な感想です)

チョコの種類

チョコには2種類あり、仕事も2種類に別れていました。

一つ目は個別包装のチョコを黄色い箱に入れる仕事。(ライン作業ではなく、自分のペースでできる)

二つ目は白い箱に赤い包みのチョコを入れる仕事です。(ライン作業)

①のチョコを箱に入れる作業↓

オレンジ色→チョコを入れる箱

黄色→チョコ

赤→個別包装されたチョコが大量に入った箱

緑→作業台

水色→作業台から落ちたチョコを捨てる器

*******************

チョコは個別に金色の包み紙で包装されているので 作業台から落としても中身は全く問題ないのですが、

なぜだか一度でも床に落ちると すべて水色の器に捨てて、月末に従業員に配られていました。

多分「形」への影響や「床に落ちたものを商品に入れている」と言われないための対策ではないかと思います。(推測です)

*******************

②のチョコの作業風景↓

黄色→従業員

緑→ライン

赤→チョコ

白→チョコを入れる箱

灰色→白い箱に入れられたチョコをラッピングする機械

青→ラッピングされたチョコ

*******************

この作業が「ライン作業」と呼ばれる作業です。

ラインのはじまりには チョコを入れる白い箱を「広げる」役の人が立ちます。(箱は  はじめは折りたたまれた状態)

この箱を広げるのもけっこう力のいる作業です。(素手でやり続けると手がパリパリに乾燥したり、指を切ったりします)

ラインの中座から下座にいる人は 箱が流れてきたらその中にチョコを入れていきます。中身は細長く折れやすいチョコなので、スピードを維持つつ、慎重に入れていきます。(ここでは手袋はしません。手袋では細かい「感触」がわからず、チョコを折ってしまう可能性があります)

もし、中座の人が決まった場所に決まった量のチョコを入れられない場合は、下座の人に「それ入ってない」と大声で言わなくてはいけません。

ライン作業の特徴ですが、中座の人がミスをすればするほど下座の人が苦しくなります。

なので、新人の時は本当に気をつかいます。新人のうちはラインのスピードにまったくついていけないので、必ずどんな人でも足手まといになります。

早くラインのスピードに慣れないと、新人の下座の人は ただでさえ早いラインに 新人のミスのぶんと自分のぶんのチョコを入れなくてはなりません。

でも、下座の人は 自分にも「大迷惑な新人」時代があった人ばかりなので、そこまで新人のミスを責める人はいませんでした。

*******************

上記画像の灰色のラッピング機を過ぎると、ラッピングされたチョコが出てくるので、それを段ボールに入れていきます。

この 一番 下座の作業も、新人がやると箱に詰めきれず 上座がいったんストップします。

職場のルール

・指を切ったら即ラインから離脱

これは真っ白な箱に従業員の血がついてしまうと大変だからです。チョコを食べようと袋を開けたら中の箱に血痕があった……ということになれば苦情どころではありません。

もしライン作業終了後 指にケガをしている従業員がいたら、今まで包装して箱詰めした商品をすべて箱から出し、ラッピングもすべて剥がして血のついた箱を探します。

これは半日で済む場合もあれば一日がかりのこともあります。

こうならないために もし ライン作業中に指を切ったら即離脱します。(絆創膏を貼ったらまたすぐ戻ります)

また、「指が痛いな……」と思ってもほっておかず、一応確認して 切れていなくても痛む箇所に絆創膏を貼ることもあります。(痛いということはよく箱にぶつける箇所だから)

手荒れがひどい人もライン作業に入れない場合があります。

 

・お茶とトイレは交代制

ラインは止まってくれない(止められない)ので、お茶は交代で迅速に飲みに行きます。30秒以内くらいに飲んで次の人に交代します。

トイレも同じ要領で 途中でどうしても行きたくなった人は 誰かにヘルプで入ってもらい、さっさとすましてすぐにラインに戻ります。

(基本はラインが始まる前にトイレに行きます)

 

イレギュラーチョコ

たまに上記二つとは違うチョコのライン作業がありました。

このチョコは右から左に流れるラインでの作業でした。

個別包装されたチョコが大量に入った箱が目の前にあり、そこから7つほど指で掴んで白い箱の中の列を埋めていきます。(下画像)

一つの箱に、一列目Aさん 二列目Bさん 三列目Cさん……というかんじで、一人ひとり素早くチョコを掴んで入れていきます。

7つのチョコをいっきに掴むのは慣れが必要でした。

また、大量のチョコが入った目の前の箱が空になると、ライン作業をしながら自分で「チョコ満タンの箱」に交換しなければならず、これもけっこう大変でした。

交換のタイミングを間違えると 自分の列のチョコを箱に入れられず、下座の人に迷惑がかかります。

掃除

ラインの掃除は作業開始前と作業終了後にコロコロでしていました。

これは チョコを入れる白い箱が紙ができているため、ほっておくとラインに紙の塵が降り積もってしまうからです。

掃除はラインのスイッチをいれて、ラインの上にコロコロを置いておくだけで勝手にキレイになるので楽でした。

 

全作業終了後には全員で床を箒で履いて掃除します。これは毎日やります。

段ボールと紙箱を扱う仕事なので 毎回大量の塵が床にたまっていました。

この職場ではマスクをつけていないと これらの塵で咳き込んだり、のどが乾燥したりしました。(平気な人もいます)

******余談**********

お昼は全員で休憩室で食べていたのですが、社員食堂というものはなく、ここでは皆お弁当でした。

お弁当を毎回作るのがけっこう手間でした。

職場の男女比・年齢層

パートは全員が女性でした。女性の年齢層は20代~60代です。一番多いのは40~60代です。

面接内容

対面でいくつか質問されるだけの面接でした。

驚いたことに「履歴書」の提出は求められず「1週間続いてからでいい」と言われました。

「1週間も持たない人が大半なんだなぁ」……とちょっとプレッシャーを感じたのを覚えています。

1週間過ぎると履歴書を提出しましたが 特に履歴書の提出で変わることはありませんでした。

 

以上 チョコ梱包ライン作業の仕事内容でした。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

 

おすすめの記事