こんにちは。今回は地方上級心理職についてご紹介致します。

地方上級心理職とは、都道府県や政令市等の自治体に、心理のお仕事をする技術職員として採用された公務員のことです。

例えば、児童相談所、子供家庭支援センターや都道府県警、県立病院など様々な機関に所属し、カウンセリングや心理検査など心理学に関する幅広い業務を担当します。

今回はそのうちの都道府県警で働く地方上級心理職についてご紹介致します。

https://www.npa.go.jp/about/overview/sikumi.html(都道府県警リンク)

雇用形態

常勤

労働日数

土日祝が休みとなります。夏季休暇や冬季休暇もあります。

労働時間

8:30〜17:15

面接内容(面接官に質問されたこと)

志望動機、どんな仕事を希望しているのか、大学院でどのような論文を書いたのか、心理学に関する知識の確認などを確認されました。圧迫面接ではなく、穏やかな面接でした。

職場の男女比・年齢層

男:女=9:1

組織全体では男性の割合が高いですが、地方上級心理職に限れば女性が多く採用されています。

職場の年齢層

20代から60代まで

常勤職員は20代から50代で、再雇用の非常勤職員は60代でした。

専門検査名称

BDIやMMPIなどの心理検査

うつ状態や性格の傾向などを調べるための心理検査を使用します。

仕事の流れ

8:30から朝礼が始まります。軽いストレッチをしたあと、その日の行事や伝達事項を共有します。

9:00から職員のカウンセリングや心理検査などを実施します。悩みがある職員やその上司からの相談に乗ります。必要でしたら病院を紹介します。

12:00からお昼休憩

13:00から職員のカウンセリングや心理検査などを実施。

17:15に業務終了

仕事内容詳細

職員のカウンセリングや心理検査がメインのお仕事になります。例えば、最近眠れないと悩んでいる職員や職場の人間関係で悩んでいる方のお話を聞いたり、うつ状態が疑われる職員に心理検査を実施し、必要な場合は病院に電話し予約を取ります。時には恋愛相談やお仕事を続けるかどうかのキャリア相談や、部下の様子が心配だという上司からの相談に乗ることもあります。

仕事で感じた「よかったこと」

公務員なので身分が安定していることです。病院や企業で働く心理カウンセラーは勤務体制が不安定な場合が多いのですが、公務員はその点は安心です。また、相談に乗った職員に感謝されたり、悩んで落ち込んでいた職員が笑顔を取り戻すとやりがいを感じます。

仕事で感じた「大変だったこと」

公務員なので心理のお仕事以外の雑務が多いことや、外泊や旅行、長距離の車の運転など、全て上司の許可が必要なことは煩わしさを感じる場合も多いかと思います。

都道府県警で働く公務員は、私的な外泊や旅行に行く際にも、上司の許可が必要になります。旅行の場合は報告書を作成し、上司数名の判子をもらい、提出します。決まりごとなので理由は分からないです。おそらく公務員になって、この規則を知る方が多いのかなと思います。

私は車を持っていないので、長距離ドライブの申請を取ったことはないのですが、何キロ以上など目安はあったかと思います。

上司は、都道府県警の幹部になります。旅行先にもよるのですが、係長、部長、課長、所属長などの許可を取ることになります。もしかしたら県によって違うのかもしれませんが、私が働いていた県は2名〜5名の上司の許可が必要でした。

公的な出張でももちろん許可が必要ですが、心理職公務員は基本的に公的な出張はないです。研修に参加するなど、あっても数年に一度かと思います。

この仕事にこれから就きたい人へのアドバイス

都道府県で過去問が閲覧可能な場合もあるため、問い合わせしてみることをおすすめします。また、公務員試験対策の本は多く出回っているので、問題に慣れておくことも大切かと思います。面接では明るく元気にハキハキと話すように意識しました。各組織がどのような人物を求めているのか、採用パンフレットなどで分析すると良いと思います。

採用パンフレットは各都道府県警に問い合わせれば入手できます。採用説明会に直接行ったり、各都道府県警のHPに案内が載っていると思います。

資格習得方法

心理系の大学を卒業していれば受験可能ですが、配属先によっては臨床心理士などの資格が必要です。臨床心理士の資格試験は、過去問を中心に勉強しました。

 

以上、ユリ様からお聞きした「地方上級心理職」の仕事内容でした。

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